「帝劇 Legacy Collection」は日本演劇界の更なる発展を願い、収益金の一部を「日本舞台芸術ネットワーク」に寄付いたします。この寄付金は、当団体が標榜する「次世代への継承と持続可能な舞台芸術環境づくり」へと役立てられます。

JPASN

Kz One RS-Joint P-90 “IMPERIAL THEATRE”

Kz Guitar Worksとのコラボレーション

帝劇の廃材を利用してギターを作ることが出来ないか?
それも「飾り」として企画的に作るのではなく、実際にギターとしてもトップレベルの演奏に耐えうるものを生み出せないか?
このアイデアを実現するパートナーとして、私たちは真っ先にKz Guitar Worksにコンタクトいたしました。 同社は代表の伊集院香崇尊氏が、Queenのギタリスト、ブライアン・メイが使用する「Red Special」という特殊なギターを製作するために立ち上げたところから、その歴史をスタートさせます。

Red Specialはブライアン本人が手作業で作り上げた究極のハンドメイドギターとして、その材料には多くの廃材が使用されていることが知られています。
Kz Guitar WorksはRed Specialのスペシャリストから発展して、現在ではKzオリジナルモデル「Kz One」などをはじめ、他に類を見ない唯一無二のギターを製作し続けています。

廃材を利用したRed Specialというギターの存在に加え、最高の技術力をもって伝統を受け継ぎ、日本から世界へ通じるプロダクトを届けようとされるKz Guitar Worksの情熱が、次世代の帝国劇場へとレガシーを引き継ぎ、日本の新たな演劇を世界へ届けようとする私たちの目標とシンクロしました。

素材選びからモデルデザインへ

実際にどのような資材がギターへと転用できるのか、本当にそんなことが可能なのか、全く予想のつかないこの突拍子もない企画に、Kz Guitar Worksは快く賛同してくださいました。

実際に一時休館間際の帝国劇場にお越し頂き、利用できる可能性のある木材や資材を視察、壁材や手摺り、バックステージの様々な木材などを検討した結果、トップ材に実際に舞台上で長年利用されてきた「平台」を、ピックガードにはロビー大階段の手摺り下にあしらわれていた「マホガニーの木を挟み込んだアクリル板」を使用するアイデアが生まれました。また、ボディ下部には本ギターの唯一無二性を高める「席番プレート」を配置することとなりました。

ギターの基本デザインは、なるべくトップ材となる「平台」の風合いが生かせるよう、シンプルな構造であるKz One RS-Jointをベースモデルとして選択しました。
ボディバックとネックにはマホガニーをセレクトし、しっかりとしたギターとしてのサウンドを担保しています。さらに内部をチェンバード加工とし、またネックジョイントにKz Guitar Works独自のRS-Jointを採用したことで、スピード感のある音の立ち上がりに、独特の中域の響きが加わった、ユニークな音質のギターとなりました。

帝劇レガシーの継承

帝国劇場で数多の舞台作品の「音」を受け止めてきた資材たちが、いま新たな「音を紡ぐ姿」に形を変え、そのレガシーをお客様と共に継承してまいります。ディスプレイとして帝国劇場の息吹を感じていただくことでも、また実際にギターとして演奏されても、さまざまな形でお楽しみ頂ければ幸いです。

    帝劇オリジナルギター誕生秘話トーク編

    サウンドチェック編

<販売詳細>
商品名Kz One RS-Joint P-90 “IMPERIAL THEATRE”
価格440,000円(税込)
販売場所Kz Guitar Works ウェブサイト内特設ページ
販売方法 期間・数量限定受注生産
(上限数量に達した場合、お申し込み締切前であっても受付を終了する場合がございます。)
受注受付2025年10月9日(木)~12月25日(木)
商品受渡 2026年4月以降、オーダー先着順に順次納品
(受注状況により、ご注文のタイミングによってはお時間を頂く場合がございます。)
  • ※掲載内容は2025年10月時点の情報です
  • ※製品の仕様は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
  • ※写真はイメージです。ご使用のデバイスによっては異なる色味に見える場合がございます。
  • ※郵送の場合、別途送料を頂戴いたします。
  • ※席番プレートNo.はお選びいただけません。また、実際に客席で使用されていたもののため、プレート本体に傷や色味の経年劣化がございます。予めご了承ください。
  • ※客席で使用していたモケット(新品)を使用したストラップ付きでお届けいたします。
商品のお申し込みはこちら

(Kz Guitar Works お申し込みページへと遷移いたします)

<Project Story>帝劇オリジナルギターが出来るまで
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