実際に休館直前まで使用されていた客席のモケット生地を、休館直後に2日間かけ手作業で取り外し、NUNOUSという最新の布再生技術でアップサイクル。 表面にクリアコーティングを施し、一つとして同じ柄のない上品でプレミアムな小箱が誕生しました。
designed by Sae Honda
- デザイナーコメント
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帝国劇場の客席で実際に使用され、空間を彩ってきたモケット生地を積層・圧縮し、さらに光沢をまとわせるクリアコーティングを施した新素材を蓋上面にあしらったコンテイナーです。
長く愛された客席の象徴である古代紫は、アップサイクルの工程を経て、当時の深みを宿しながらも、まったく新しい紫の気品へと姿を変えました。
その気品ある色調に呼応するように、箱本体には白さが際立つ国産ヒノキを採用しています。
旧と新、劇場の記憶とこれからの時間が、静かに寄り添うように構成されています。日常のそばで、アクセサリーや小さな宝物、節目の思い出などを静かに受けとめる存在として、長く使い続けていただきたい一品です。







